91)ルノー・ウィンド/Renault Wind
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*RENAULT  NEW*
■ ルノー・ウィンド/Renault Wind

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 一時、初代トゥインゴを乗っていたイノウエにとって、「ふふふ、こんど来る新しい小さなオープン・スポーツはなかなかいいですよ」というルノー広報Sさんの予告は「悪魔のささやき」のようであった。われわれ、なにが一番といって「小さなスポーツカー」ほど面白いのりものはない、といいつづけてきた。コンパクトであるということは、それだけ取り回しがよく走ることに集中できる。エンジン・パワーなんて、それはあるに越したことはないかもしれないけれど、足りなくて困ることは意外と少ないものだ。ウインドについていえば、1.6L、134PSとあらば、まず不足ということはあるまい。
 2365mmのホイールベース、3835mmの全長。このコンパクトさは気持ちがいい。ボタンひとつでルーフがそっくりリアに畳み込まれてタルガ・トップに早変わりする2シーター。まるで現代のフィアットX1/9みたい、と思ったりするが、残念ながらミドシップではない。それでも、前後軸の中心より前寄りにある着座位置はすごくいい。
 のちにルノー・ウィンド「ゴルディーニ」なども追加されたが、ベストに近いスペックなのになぜか多くに知られることなく、いつの間にかラインアップから消えてしまっていた。いまでも、中古車でいいのが出てこないかな〜、の1台だ。 

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