18)ビィエムダヴリュゥ 2002ターボ/BMW 2002 turbo
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*BMW  CLASSIC*

■ BMW2002ターボ/BMW2002 turbo


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 BMWのクラシックとして忘れられないひとつが「02」シリーズだ。今日の充実振りからは想像もつかないだろうが、1960年代前後のBMWは低迷のなかにあった。高級高性能車を少量生産する一方、量販のためにBMWイセッタに代表されるミニマム・カーをつくったが、世の中の変化には追いついていない状況にあった。そんななか、救世主のように登場したのがBMW「02」シリーズであった。
 BMWにとって初めての本格的量産小型車というだけでなく、今日のBMWにつづく上質な生産クウォリティを感じさせたのが大きな勝因だった。グラス・エリアの大きなクリーンなスタイリングも好感であった。4ドアが基本であったが、コンパクトな印象の2ドア、「02」シリーズがより大きな人気であった。のちにBMW3シリーズのベースとなり、しだいに上級の5シリーズ、7シリーズと展開していったBMW発展のはじまり、である。
 ドイツものらしく、おなじボディに1.6L、1.8L、2.0Lのエンジンを搭載し、BMW1602/1802/2002とラインアップ。それにインジェクションを付加したBMW2002tii、さらにはターボ・チャージャ付のBMW2002ターボは、それそ別格の人気を得た。スタイリッシュでまとまった小型サルーン、それにターボ・パワーなのだから、まさしく「一粒で二度おいしい」。
 初期のターボ量産車であるBMW2002ターボは、ドカーンと効くターボ・パワーが懐かしく、また歴史上のエポックという点でも誇らしい。メーカー自身のてでドレスアップしたかのごとき外観とともに、忘れられない1台だ。

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