83)プジョーRCZ/Peugeot RCZ
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*PEUGEOT  NEW*
■プジョーRCZ/Peugeot RCZ

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 昨今の路上で、目につくクルマのひとつが「RCZ」だ。もちろん個人的にとても興味がある、ということもあるのだが、たとえばオープンとかスーパーカーのようにまったく異次元のスタイリングではないのに、妙に際だって映る。前後から見ると「ダブルバブル」というカロッツェリア・ザガートのシンボリックなルーフ、サイドから見るとホイールベースの中心よりも前に位置するシート・ポジション。気になるとそこにばかり目がいって、あっ「RCZ」、と見つけてしまうのだ。
 そもそもは2007年のフランクフルト・ショウに飾られたプジョー308RCZというショウモデル。よくショウにありがちな、市販車をベースにしたデザイン・プロトタイプのひとつなのだろう、くらいに思っていたのが、なんと2年後の同じショウでプジョーRCZとしてふたたび飾られ、翌年春にほとんどそのままの形で市販されたのであった。
 面白いことに、予想外の売れ行きをみせ、生産が間に合わないというような事態にも陥った結果、「RCZ」にも「RCZ R」「カーボン・ルーフ」仕様などヴァリエイションがつくられる始末。性能とスタイリングと存在感と、すべてプレミアム感で統一されたプジョーRCZだが、どうせスタイリングが際だつのだから、こだわって初期モデルの「トアケナ・ブルウ」か「トルマリン・レッド」がいいなあ。

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