12)アウディTTロードスター/Audi TT roadster

 Audi.png


AUDI  NEW

アウディTTロードスター/Audi TT roadster


12-1+.jpg


 実際の販売台数はさほどでなかったとしても、ブランド内にスポーティ・モデルを持つということは、全体のイメージアップにとって重要なことであるらしい。アウディにTTモデルが加えられたのは1998年のことであった。アウディA3のプラットフォーム・シャシーを用い、2+2のクーペ・ボディに変身させたもので、登場当初こそ高速走行安定性などでちょっとケチがついたけれど、その2年後に追加されたロードスターが潔くて素敵だ。

 なにがといってシンプルかつクリーンなスタイリングがいい。それに、アウディ共通の大きな美点だと思うのだが、ときとして実にしっとりと素敵なボディカラーが設定されている。青味の入ったグレイに「野球のグローヴの色」などという遊びココロのある組み合わせは、思わず他にはない個性を感じてニコニコしたりする。


12-2+.jpg


 初期のモデルは1.8L+ターボ・チャージャというパワー・ユニット。普通のFWDモデルは180PS(4WDのクワトロには225PS)というものだが、コンパクトなボディのロードスターにとって不足はない。飛び抜けたインパクトこそない代わりに、堅実で気持ちのいい走りを提供してくれる。

 初代の8N系は2006年に二代目8J系、さらについ先頃三代目にチェンジされたが、初代ロードスターで趣味を気取るのがいいなあ。