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   ■ 英国、もうひとつのブランド「マッチボックス」


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 御三家と並んで、いやそれ以上に高い知名度をもつのが「マッチボックス」ではあるまいか。その通り、マッチ箱のような箱に収まったミニカーは、独自の存在感を持っている。わが国でも「朝日通商」なるしっかりとした代理店があったことから、広くデパートのおもちゃ売り場などでも並んでいたものだ。

 「マッチボックス」の特徴は箱のサイズ中心で、スケールがまちまちだったということで、この方式はそっくりわが「トミカ」のお手本になっている。レズリー・スミス、ロドニイ・スミス(血縁関係はなく友人同士だった由)のふたりによって設立された レズニイ社が展開したもので、戦後間もなくからスタートしたが、「マッチボックス」の名は1950年代から用いられている。

       


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 1980年代に破綻し、その後はいくつかの変遷ののち、米国マテル社傘下でブランド名が残る。余談だが、「ディンキー」や「ホット・ホイール」などかつてのライヴァルがすべてマテル社製品としてラインアップされたりした。

 さて、この「マッチボックス」No,34のVWキャンピング・カーは、実物の全長が4260mmだから、65mmのモデルは1/64が近い。サイドのドア開閉、スプリング機構などは「マッチボックス」の得意芸。グリーンの透明サンルーフが付く。