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   ■ 「タルガ」モデルを簡潔に主張


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 ポルシェ911シリーズの「タルガ」モデルが発表されたのは1965年秋のフランクフルト・ショウ。まだポルシェ911が登場して間なしの「Oシリーズ」と呼ばれる最初のグループである。

 前のポルシェ356シリーズにはラインアップされていたカブリオレに代わって,ポルシェ911シリースに用意されたのが「タルガ」。「タルガ」というと基本的にはルーフ部分が取り外せるものだが,最初の「タルガ」はリア・ウィンドウも折り畳め、ロールバーだけを残したオープンのようにもできた。それを主張するためのカタログが面白い。

 表紙に「4 in 1」,つまり1台で4通りの愉しみができる、と謳うカタログは,幅210mm、天地100mmほどのコンパクトなもの。これがドイツ的仕掛けというか,開いていくと約210x500mmを五つ折にしたものだった。

 パラリと開いて,その裏側を見ると一目瞭然。1のフル・オープンから,2がルーフ部分のみ開いたいわゆる「タルガ」状態,3はリア・ウィンドウを畳んだ初期の「タルガ」にのみできた得意芸。そして4がクーペ,というわけだ。そのルーフ取り外し,収納についての解説を加えた,実に簡潔なカタログはいかにも、という感じで気に入っている。






    



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