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   ■ 英国のミニカー「お宝」御三家(3)「スポット・オン」


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 木製玩具にはじまり、鉄道や自動車(含む働く自動車)など、「Tri-ang」ブランドで一時は世界最大級の玩具メーカーであったのが英国ラインズ兄弟社。「スポット・オン」はそのラインズ兄弟社がつくるミニカーのブランド。1959年がスタートといわれているが、早くも60年代末までには消滅してしまった。消滅には理由があって、もともとが大メーカーだけに1960年代中盤にメカノ社を傘下に収める。もろに「ディンキー」ブランドとバッティングするわけで、知名度のより高い「ディンキー」を残し、「スポット・オン」は消滅したのだった。

 「スポット・オン」は1/42という縮尺が特徴。後発だから少し大きめ,というわけでもないだろうが,確かにそういわれれば微妙なサイズ感だ。

       


      

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 で,捜したら変な「スポット・オン」がでてきた。裏面には Friskysportとある,リアが極端に狭トレッドの四輪車。いわゆる「マイクロ・カー」の類だ。1957年のジュネーヴで発表された、ミケロッティ・デザイン、ヘンリイ・メドウズ社のフリスキイ・スポーツである。2ストローク2気筒、0.35Lエンジン搭載という。なによりも,こんなものがミニカーになったことに感心。英国の雑貨屋で発見した。箱などあろうはずもないようなお店。で,きちんとした箱とミニは「ミニ・コレクター」として有名な加藤信さんのコレクションから。