40)ホンダCR-X/Honda CR-X

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 *HONDA  CLASSIC*

■ ホンダCR-X/Honda CR-X


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 フロントは、たとえばアルピーヌA110のフォグランプのように半分飛び出しさせて、丸いヘッドランプを装着。もちろん固定式だ。それとともに「おちょぼ口」でいいから、フロントにエア・インテークを開けてしまおう。ボディ・カラーは少し好みを入れてレモン・イエロウに下半分はシルヴァの2トーン。うーん、いまだに夢見ているお気に入りがある。そう、ホンダCR-X、ただしくはホンダ・バラードスポーツCR-Xだ。そのCR-Xを少しばかり改造して、ちょっとアバルトのようなフロントにして、自分だけのスペシャルをつくるのだ。

 いうまでもなく、ホンダCR-Xは、コンパクトでスタイリッシュなボディが魅力の小型スポーツ・クーペだ。それにしても、絵に描いたようなけれん味のないスタイリング。イタリアの雰囲気を振りまいて、これでホンダのヒュンヒュン回るエンジンが載っているのだから、お気に入りのペットになるような1台。しかし、人気車だけあって一時期はそこここに同じスタイル、同じボディ・カラーのCR-Xが氾濫していた。趣味人は、どうもヒトと同じであることを好まない。そこでスペシャルを思いついた、というわけだった。

 じつは、冒頭の「フェイスリフト」をするために1/24のプラモを買い、パテでヘッドランプ部分を埋めたところまでは工作したのだが……そこで停まってしまい、1/1のCR-Xにいくことなしに、従ってスペシャルも実現することなく、あとはイメージのなかに納めておくがいい、ということか。


                                                          

 

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○ 世界の名車11「HONDA」(保育社)

 もう一冊、シビック以降の乗用車中心のホンダをまとめたのだが、いいクルマになったなあ、という感慨以上のインパクトは湧いてこなかった。登場したばかりのレジェンドなど、静粛至極の走り振りは印象的だったが、ホンダがホンダでなくなってしまった感でいっぱいであった。時代は変わったんだなあ、どれもが優等生のモデルばかりになって、クルマ好きのホンダではなくて、いまや世界のホンダになってしまったんだ。そんな一抹の寂寥感が漂うのだった。