15/03/24(晴) ケーキのなかの小さなシトロエン
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 花よりなんとか… 団子ならぬケーキの話。引出しを整理していたら、いつぞや手に入れた小さな「シトロエン」が出てきた。大好きな「DS」、それも普通のサルーンだけでなくタクシー仕様やデカポタブル(オープンのことね)、それもトップを被ったのと開いたのなど、いろいろヴァリエイションがある。大きさは長さ数センチ。しかもツヤツヤとした雰囲気から想像されるだろうか、ダイキャストならぬこれは陶器のシトロエン。
 ひょっとしてお気づきの方もおられるかもしれない。これはミニカーならぬ「フェーヴ」。

   

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 フェーヴとはフランスでカトリックの祝日である1月6日の公現祭のときにつくられる、ガレット・デ・ロワというケーキの中身。いや、中身といってもこの小さな陶器が食べられるわけではない。アーモンド・クリームなどが入ったパイにこのフェーヴを忍ばせ、当たったヒトは幸運がやってくるというような縁起物だという。フェーヴとは空豆の意で、もともとは本当の空豆が入っていたのだが、陶器の小さな人形になったり生活に身近かなものになった。シトロエンもフランス人にとってなくてはならない存在。ケーキ屋さんの店先で、いろいろな小物のなかにシトロエンを発見した時のニンマリは、クルマ好きだったら想像いただけよう。形の崩れたの、色のムラなどはもうご愛嬌。素敵なコレクションになったという次第。
 で、なかでの掘り出し物。小さなオープンを載せた「Garage Citroen」のトランスポーター。「ひとつ粒で二度おいしい」をお見せしておこう。

 

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