15/02/08(曇)「僕もカニ目持ってるんだよぉ」
 初日6日のロケハン、昨7日の土曜日、久々に走る貴重な蒸気機関車を追いかけて走りまくる。嬉しいことに、日頃の行ないのよさか絶好の天気に恵まれ、予想以上の収穫。で、この日、日曜日も追加の取材に、まあ、いささか楽な気分で走っていた。山間のワインディングだけれど、道路は広くクルマはそこそこの量、らくちんに気持ちよく走っていた時だ。ルームミラーに映ったクルマに突如、全神経が目覚めた。な、な、なんと後からかなりのスピードで追いついてきたのは「カニ目」であった。速度を落とし、追い越させて後につづいた。うまいことに工事片側通行で停車。ドライヴァ氏に「僕もカニ目持ってるんだよぉ」と告げると「ワーオ!」とばかり、工事区間を抜けた先で停車。
 訊けば、この日、仲間と月いちの走行会があって、いま、走ってきた帰りなのだ、と。トヨタ系の会社に勤めたことがあって、名古屋にも来たことがある由。それもあってトヨタ2000GTが夢なんだけれど、まあ、too much expensiveだよねぇ。ほら、ちゃんとルーカスのスリー・ポイントのヘッドランプにドライヴィング・ランプもルーカスだぜ、と「カニ目」の愛着ぶりもなかなか。「初めて来たオーストラリアでfrog(カニ目のことね)に遇えるなんてまさにフロック」というイノウエのジョークは通じなかったようだが、同乗の息子さんとの3ショットを撮らせてもらい、あとでメールするから、と握手して別れたのだった。
 この日、彼の仲間なのだろうMGBやビッグ・ヒーリーなどと行き交ったほか、オールド・アメリカンやポルシェなど、まあ、いつもはガレージに大切にしまい込んでいたのだろうな、と思わせる趣味クルマが。この国にもクルマ好きが少なからずいるのだなあ、彼からメールが来たら、その辺の事情も訊いてみよう。ハードな取材のなかのホッとひと息になった。


       

        

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